Social 2011

年末の御挨拶 12.31
2011年が暮れようとしています。とんでもない年でした。
多分、今までの人生で一番、衝撃的な年だったと思います。
皆さんも同じでしょうか。

でも、あの衝撃から9か月経ちますと危機感が薄れてきます。
まさか、小さいけど、津波をナマで見ることになるなんて・・
管理人の居住地もプチ被災地、けっこう酷い目に会ったのに・・・
それを忘れかけているなんて、逆にこんな調子だから日本人、再起できるのでしょうけど。
でも、また、あんな地震、来ると思いますよ。
そんな予測もありますし。

あの時、我家、建物にはそれほど被害はなかったが、家財はぐちゃぐちゃ。
地震保険、入っていて良かった。
しかし、震度6強って凄いもんです。
震度5なんかゆりかごです。
崩壊してしまった家もありましたが、日本の家、けっこう丈夫なもんです。その点、感心しました。

断水と停電で水と電気のありがたさを思い知った。
でも、ガソリンパニックにはまいったね。

食い物だけは何とかなったのが幸い。
米蔵に並ぶ米袋を見た時のあの心強さ・・でも、精米機、電気で動くの忘れてたわ。
それでも、米も野菜もふんだんにあったし、ガスが使えた。
電話が使えないのは不便ですねえ。
明かりもないし、暖房もないし、TVもつかないし、PCも使えないし・・・
キャンプ用品が大活躍。ことで防災グッズや保存食の再点検が必要だなあ。

しかし、買占め、買いだめ、ガソリンパニックといったあの現象はなんだったんだ?
別の意味でいい体験させてもらったのかも。忘れちゃいけませんね。勉強になった。

勉強になっていないのは、政治屋やお役人さん。
仕事先に来る政治屋さんやお役人さんからの話、目が点なものばかり。
こりゃ、全然、ダメだわ。

自衛隊員、警察官、消防職員など下々は優秀なんだけどねえ。
太平洋戦争に負けた訳、理解できる。
・・・話が飛んだ!
自分が忘れないように、近所の被災を掲載しておきます。
震災の話ばかりになってしまった。

ヘラーリ 12.5
おばかな事故がありました。

4日午前、山口県下関市の中国自動車道で、合わせて14台が絡む多重事故がありました。
そのうち8台は、1台数千万円の「フェラーリ」でした。事故があったのは、下関市の中国自動車道上り線です。
午前10時15分ごろ、高級スポーツカー「フェラーリ」1台がスリップして中央分離帯に衝突し、避けようとした後続車が次々と衝突するなど14台が絡む事故となりました。 
事故を目撃した人:「路面が濡れているので怖いねという話をしていたら、猛スピードで走っていたので、スピード出しているなと話をしていた。
そしたらガシャーンってクラッシュした」この事故で10人が病院に運ばれましたが、いずれも打撲など軽傷だということです。
警察によりますと、九州の愛好家が集まってツーリングをしていたということで、事故を起こした車のうちの8台が「フェラーリ」でした。
3日の雨で路面は濡れた状態で、目撃者によりますと、スポーツカーは時速150キロ近いスピードで走っていたということです。(TV朝日)


思わず「ざまみろ」って。俺ってビンボー人根性丸出しだね。
で、会社でも同じこと、多くの人が言っていた。みな、ビンボー人だねえ。
相変わらず掲示版の住人も言いたい放題。でも、みなごもっとも。皆さん、ビンボー人だあ。
以下のとおり。皆、上手いこと言うねえ。

フェラーリに乗せられてる腕のないヘボドライバーだな。
警察は危険運転、集団暴走行為を検挙しろ。
調子こいてたんじゃね?下手くそがフェラーリに乗って暴走して一般市民に迷惑かけているんじゃねーよ。
フェラーリ以前に車に乗る資格ないね、このバカ達は。
性能が良い車に乗ると自分のテクニックが上手くなった錯覚に陥るという見本のような事故ですな。
高級外車なのに乗り方が下品。
自慢の為に見せびらかしてみんなでかっこつけてたんだろね。…かっこわるい。
いいとこ見せたかったんやろ…アホやな。
フェラーリも主人は選べないからな。フェラーリがかわいそう。
妙に笑いがこみ上げるニュース。
馬鹿に車を持たせるな。一緒に走ってた奴全部検挙してくれ。
誰も同情してくれない事故だな。
フェラーリのご冥福をお祈り致します。
高級車に乗っている人って、運転マナーが悪い人が多いですよね。
同情コメントほぼ皆無
在る意味町の暴走族と変わらない!こういう連中こそ集団暴走で起訴してくれ。
金持ちが集団で「団子運転」暴走して事故ったって言う事ですね。
あまり同情の声が聞こえてこない事故ニュースですな。
車の性能に付いて行けない哀れな事故でした!!


福島の農家ではセシウム米で途方に暮れている人もいれば、方や、フェラーリで集団暴走・・同じ日本の中での出来事なんだけど・・

ジョー・フレージャー死去 11.9
ジョー・フレージャーってご存知ですか。
まあ、若い人は知らないでしょう。
元ヘビー級ボクサーです。

管理人、ボクシングなどの格闘技はそれほど好きでもないし、ボクサーの名前は当然知っているけど、試合を見ることも少ない。
特に外国人ボクサーなんか、モハメドアリは有名ですけど、あとはマイクタイソンくらいかな?有名筋は。

その中で管理人が一番好きなボクサーがジョー・フレージャーです。
モハメドアリとともに語られる名ボクサーですが、モハメドアリの影に隠れています。
しかし、フレージャーあってのアリとも言える。
まるで大鵬と柏戸に似ている。
戦績では大鵬が圧倒的だったが。

アリを初めて破ったボクサーでもあり、モハメドアリとの3回の試合はボクシング史上に残る名勝負。
特に1975年10月のマニラでの試合は今もよく覚えている。
身体をゆすりながら接近し、ハードパンチを見舞う。
当然、その間、相手からは打たれる。
肉を切らして骨を切るという肉弾戦法である。
あんな戦法、彼だけ。衝撃的であるが強く印象に残った。
それで彼に魅せられた。なんて無茶で無骨な・・。

1975年10月のマニラでの試合、彼は負けるが、試合を中断しないと失明するとセコンドが判断したからという。
この試合のダメージでアリとフレージャーの選手寿命は縮まったという。
合掌。

新米を食べる 10.7
先週稲刈りをした新米を食べました。乾燥させた籾を精米所に持ち込み、精米です。
栄養を考え、白米にはせず、胚を残し。合計40sの精米を得、半分を実家に送り、半分を持ち帰る。
当然、米糠は頂いていく。
これはコンポストに入れて発酵促進剤となる。

さすがに新米は食べると美味い。
これを食べると昨年の米、すっかり、食べる気をなくしてしまう。

これを毎年、繰り返しているが、今年はまた格別。
ところでこの米、放射能はちゃんと入っている。
日本中の米、世界中の米にも当然入っている。
セシウムは多分ほとんど入っていないけど。

天然放射性物質のカリウム40が、だいたい玄米1sで30〜40Bqほど。
これをあのセシウム137に換算すると1sあたり15〜20Bq。
セシウムで大騒ぎしているけど、カリウム40の存在は忘れられている。
というか、無視している。

天然モノだから?そんなことより農薬の方が怖い。
今は農薬あまり使わないけど、昔はバンバン使った。
水田に蛇もカエルもザリガニもいなくなるほど・・こっちの方が恐ろしい。

どっかの国からの輸入品、こんな感じじゃないのか?だから俺は食わねえ!
なお、シイタケならカリウム40は1sあたり700Bqほど これをあのセシウム137に換算すると1sあたり350Bq。かなりの量です。
ちなみに1sあたり50Bqのセシウム137が入っている野菜と米を毎日1sづつ食べ続けると1年間の被ばくは0.24mSvだそうな。
これはレントゲン5回にもならない。

俺なんぞ、今年、胃のレントゲン検査で0.6mSv被ばくし、あげくの果て、胃カメラに回され、まったく無駄な被ばくをしてしまった。
そんなんだったら、あの牛肉食った方がマシだった。
あとねえ、人間様1名の身体のカリウム40総量は4000〜4500Bqほど。
セシウム137に換算すると2000〜2500Bq。立派な放射線源だ。エッチしたら被ばくするぜ。

稲刈り2011  10.1
稲刈りをしました。例年通りです。
年中行事です。
でも、「例年通り」が、今年に限り「例年通り」のスタートではなかった。

3.11の震災で用水路が壊れ、田植えができるかやきもきさせ、さらに空からはヨウ素131とセシウム134、137が降ってくるわで大騒ぎ。

それでも、例年より若干遅れたが、5月21日に田植えを決行。
そして4カ月強、稲刈りとなりました。

それまで、例のセシウム騒動が・・いろいろ振り回されました。
「おいしいお米、セシウムさん」とブチかまし、自爆した奴もいた。
まあ、奴は自業自得だろう。

幸い、我が家周辺の米のセシウムは分析下限値以下。その値20Bq/sとか。
しかし、もともと米には天然放射性核種のカリウム40が30Bq/sほど入っているのは知られていない。
これ、セシウム137に換算すると20Bq/s弱。天然モノはよくて人工モノはダメなようだ。本当かいな?
それなりに暑い夏でまあ平年並みの出来、いや、若干少ないような?

朝早くからやりたいのですが、朝方は夜露が付いており、コンバインのパイプが詰まる可能性があるので、10時くらいから開始。
この田圃、長いところで100mほどもある巨大水田。
幸い、コンバインの調子が順調で5時ころ終わった。刈られた稲が脱穀され、ジャーっと音を立て貯槽に入っていく感覚は快感である。
これで半分終わり、あと1箇所残っているのでそれは、後日。
ともかく、来年分の食べる分だけは何とか確保。食は生命の基本、それを持っていることは心強い。
いろいろ、騒ぎが起きているけど、やっぱ、新米、美味いんだよね。

自己チュー 9.27
自己チューの若者が引き起こす呆れた事件、たくさんある。
おっと、若者ばかりじゃねえ。ちゃんとした?大人にもとんでもない奴がいた。
おれが一番嫌いな大人の1人。
社会的影響を考えると、こいつは若者どころじゃねえ。

渡辺会長、巨人大苦戦で統一球いらん「空中戦のほうが面白い」デイリースポーツ 9月27日(火)7時33分配信
 巨人の渡辺恒雄球団会長が26日、都内で取材に応じ、本塁打の激減につながった統一球に激しくかみついた。
今季、ペナントレースの行方については白旗を掲げたうえで「プロ野球の経営者としては統一球ってのはどうだ?
コマーシャルベースで考えれば、空中戦のほうが面白い」と、疑問を投げかけた。 
首位ヤクルトと6ゲーム差の3位で、優勝は厳しい状況。
「下手したら4位にもなる。今年はダメだ。来年、どうやって立て直すか」とあきらめ口調の渡辺会長。

少し間を空けた後、自ら統一球の話題を切り出した。
「日本だけの野球だったら、何もあんな統一球にする必要ないんじゃないかね。
フェンス間際でみんなホームランにならないでアウト。これで観客数が減ってんだよ」。
さらに、1981年のシーズンで廃止となった、反発力のある圧縮バットにも言及。現在のバットが折れやすく、危険性が高いことに触れ「金属バットにしろとは言わない。圧縮バットに戻したらどうだ」
と、持論を展開した。
今季、巨人が苦戦した原因の1つに、武器であった本塁打が減少したことが挙げられる。
だが、渡辺会長は「これは何も巨人だけの問題じゃない」と、負け惜しみではないことを強調。
「今度、コミッショナーに会ったら話してみるけど」と、球界に一石を投じる考えを示した。

これに対する掲示板の反応抜粋
「統一球よりナベツネの方がいらない」「 言うと思った」「 負け惜しみじゃないと強調すればするほど見苦しい」
「 仮に、投手戦を勝ち抜いて首位だったら何も言わないくせに・・・」「お前が要らん」「 ナベツネがいなくなったらもっと球界が活性化するのに…」「おかわり君や内川は打ってるし言い訳にならん」
「 球界の恥 巨人ありき。巨人勝てないからルールを変えろ。って、もう呆れますね。」「 老害ナベツネがのさばる限り、球界は良くならない」「 巨人が勝つように邪魔なルールは変えろと言う事だな球界の恥、日本の恥!エゴイスト」
まあ、相変わらず掲示板の住人は言いたい放題。でも、本件に限り、みな頷いちゃう・・・

でも、もしかしたらナベツネ、ウケ狙い?
・・まあ、あのジジイが過去、やってきたこと見れば、本気だろうなあ。
ヴェルディもあっさり切り捨てたし。
読売新聞って、けっこうまともな主張をする方の新聞だけど、なんで、あのとんでもないジジイが社主だったんかな?

追伸)この後、ナベツネがまた吠えた「WBCなんてボイコットだあ!」
これには賛成!メジャーに振り回され、ピンハネされるなら参加しなくてもねえ・・。

架線修理 9.26
9月21日に襲来した台風15号、我が家は直撃は免れましたが、すぐ西から北を通過しました。
その風、一時凄かった。大木が倒れて、町内が数時間停電しました。その時、屋外を懐中電灯で見たら、電柱から我が家までの引き込み線がブランブラン、木に引っ掛かっている。
家の軒下のペグが折れてしまったのだ。
すぐに危険というわけではないが、ほおっておく訳にもいかない。

翌日、東電に電話するがまったく不通状態。そこら中でとらぶっているらしい。
ようやく25日に連絡がつき、幸いすぐ近所で補修していたチームが来てくれ、管理人も手伝い、すぐに修復してくれた。
定年間近のおじさんと40くらいのおっさんのチームだったが、21日から出ずっぱりで家で寝ていなかったそうだ。
しかし、さすがベテラン、テキパキし、安全確保などプロの技を見せてくれた。

彼らのおかげで停電も少ない、安定した電力供給が保障されているのだ。
多分、あの事故で辛く当たられていることもあるようだ。
しかし、かなり広い範囲をカバーしているのに、営業所は統合され、補修要員は半減、9人で営業所エリアをカバーしているそうだ。

いわゆる合理化ってやつだが、合理化して浮いた金?
多分、お役人さんのOB50人、雇っている経費に消えてきるのだろうか?
あのOBのおっさん達、どうせ大した仕事はしていないだろう。
それとも、3000万円とも言われる役員報酬に・・・。

それでも、末端の社員はしっかりしている。電話の対応に出たお姉さんの応対も親切だった。
この会社もどっかの政府と末端の消防、警察、自衛隊員等公務員との資質の差異と同じような感じなんだろう。
これが日本、そのもの。
作業後、おじさんに「大変だけど、がんばって」って、声をかけた。

コメの出荷 8.29
「福島県の早場米が29日、初出荷された。」時事通信8月29日10:27
この記事に対するYAHOOのコメント書き込み。これが凄い。
あまりに身勝手で非常識なものばかり。羽田に行くのにリムジンバスの全席を架空予約したバカと同レベルで呆れる。

多分、色々と問題になっている2チャンネルでの書き込みをしている連中と客層は同じようである。
所詮、書き込んだ者にとっては、福島など遠い場所のこと。
残念ながら、科学的な解釈をしたコメはなかった。

Bqとか暫定規制値の意味も理解していないようである。数字の大小はどうでもよく、福島のコメを食べれば癌になって死ぬという単純明快な感情的な発想に呆れる。
これも政府、東電の不手際が輪をかけているのだろう。
それが分析値自体の偽造・捏造を疑うということに現れている。
これらが風評被害を煽る原因の1つだろう。
以下それらのいくつかを。

土壌にセシウムが有るのにコメの測定で不検出とはあり得るのか?
測定値は切り下げやねつ造を疑ってしまう。いくら検査しようが、検査そのものが信用できない。
あえて福島産を買うとはならない思う。しばらく東北の食物は、可能な限り避けたい。買うとなると気が進まない。
最小値をいくらまで測れる機会で計測したのだろう。今もまだ放射能が放出されている状況で、不検出なんてことあるんだろうか。
農家の方は本当にお気の毒な状況だと思うけれど、消費者の不安を「風評だ」の一言で片づけるのも少し乱暴かもしれない。
自分の命を削ってまでは手に取る勇気が出ない。
さすがに買うのは無理です。日本米は好きですが、さすがに政府の情報操作が目立ちすぎたので勇気がありません。それでも今年の新米には手が出せない…
広島原爆の165倍のセシウムが放出されてるのに、玄米が「不検出」というのは納得いかん。
不検出はありえんだろ。そういう捏造をするから、消費者は買わないわけだ。政府や東電に買ってもらえ。
行政や調査機関の言う事を鵜呑みに出来ないのが現実。震災後そうやって騙されてきた。
検査測定そのものが信用できない。政府と東電があれだけ、隠蔽、情報操作をさらしたせいで、放射能については何処の誰が何を言おうが全く信用出来ない。
そもそもマスコミなんか一番信用出来ないし、自分で身を守ろうにも情報すべて疑ってかかるしかない。

挙句の果てに出荷する農家への非難。
何だ。これは!お門違いもはなはだしい。
多分、農業の「の」の字も知らないのだろう。
コメ、野菜は売っているものを買うものという発想である。

将来、奇形とか白血病が発症しても、誰も責任とってくれないから。誰が買うのよ。食べたらがんになるよ。
とくに子供は注意だね。国民の健康よりも、目先の現金を優先する農家。ここまで来ると、被害者ではなく加害者だ。
産地偽造、検査の偽りはないのか???金ほしいから、何でも有りなんだろ、!!!

絶対に食べてはいけない。福島の食べ物は安全というなら、地産地消がいいだろう。
福島は、原発やがれき処分としての土地が向いている。農業や畜産業には向いていない。福島産の安全なものを地産地消して下さい。
他に出荷するなら福島県民が内部被ばくがあっても、被害がどうこう言うな。出荷してまでそんな危険なものを他所に送るな。
目先の現金欲しさに汚染農産品をばら撒く農家は許せない。
福島は、農産品に対するモラルが欠如している。
親戚の福島の桃農家も、自分のところの詳細な検査結果を聞いたわけでもないのに「安全って言うから大丈夫」と家に桃を送りつけてきたけどいい迷惑。怖くて絶対買わない。
農家は食品というデリケートなモノを扱っているという認識があるのだろうか。数年後には、農家も犯罪者扱いになります。
農家としてのプライドがあるなら、目先の現金欲しさに汚染の懸念のある米を出荷するのは慎むべき。
収穫してから検査しないと不安で出荷できないような地域で農業を続けてる事がそもそも間違ってるんじゃないのか。

以上は日本人のごく1部の哀れな人間の発想と信じたいが。俺には、こういう連中の存在、信じられない。
俺は、自分の家のこれから取れるコメ、いつもどおり食べるよ。

怪しいお米、せしうむさん2  8.19
ついに恐れていたことが・・
「茨城県は19日、東京電力福島第一原発事故を受けた県産米の調査で、鉾田市内の収穫前の玄米から1キロ・グラム当たり52ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。
暫定規制値(1キロ・グラム当たり500ベクレル)は大幅に下回った。
農水省によると、コメの放射性物質調査で、放射性セシウムが検出されたのは初めて。 県は16日に予備調査として、鉾田市内の3か所で収穫前の玄米の放射線量を調べた。
日本食品分析センター多摩研究所(東京都多摩市)で測定した結果、1か所のコメから1キロ・グラム当たり放射性セシウム134が23ベクレル、同137が29ベクレルの計52ベクレルを検出した。」(8月19日読売新聞)

福島第一原発1号炉水素爆発の時の放射性物質、太平洋岸に沿って南下し、大洗付近で内陸に向かい、そのルート上の線量率が高めというが、ちょうど鉾田もそのルート上だった。
その影響かな?出ることはないんじゃないかと楽観していたのだが・・期待し過ぎた。甘かった。
でも、50Bq/kgのセシウム137が入ったコメ、1年食べ続けても0.1mSv程度の被曝。レントゲン2回分。
ちなみに元々、コメには天然放射性物質のカリウム40が約30Bq/kg含まれるの知ってました?天然放射性物質は良くて、人工放射性物質はダメってことかな?
さて、風評被害の大騒ぎが始まるぞ。
うちのコメは大丈夫と思うけど・・・。来月、稲刈り。

怪しいお米、せしうむさん 8.17
タイトルの東海TVの事件、おバカ丸出し、メチャクチャでしたね。
でも、冗談でもないのです。もうすぐ稲刈りなのです。もし「怪しいお米」が出たら?
福島原発から100qはなれた我地方、この春、ヤイノヤイノと揉めましたが、例年通り田植えをしました。
そりゃ、ホレンソウなどに放射性物質が検出され、大騒ぎですもん。
あれから原発は何とか安定はしていますが、問題は収穫する米。文字通り、懸念はセシウムが検出されるか?ということ。
もし、検出されたら・・。多分、とんでもない大騒ぎになるでしょう。
量の大小じゃなく、「検出された」ということだけが一人歩きするのでしょう。
風評被害の嵐が吹き荒れ、産地も大パニック・・・・これを農家は恐れています。
(検出下限が問題のようです。一般的には20Bq/kgと言いますが、測定時間をかければ1Bq/kgも可能かもしれません。
もし21Bq/kgという数字が出たら大騒ぎ、でも19Bq/kgなら検出下限以下ということで無罪放免。関係機関悩んでいるでしょうね。
ちなみに100Bq/kgが検出したコメを毎日400g(茶碗5杯)1年間食べると、被曝量は0.2mSv。1年間に受ける自然放射能による被曝2.4mSvに比べても小さく、気にするほどの量じゃありません。心配する方が身体に悪いかも?)
そんな心配あるんで、田んぼ近くを歩くと、色々、聞かれます。聞かれても、何と答えてよいやら・・・おれに分かる訳がない。
残念ながら植物へのセシウムの移行率についてのデータが少ない・・だけど、他の野菜でもほとんど検出されないので、ほとんど米粒には移行しないのでは?
また、土壌に落ちたセシウム、土の成分のアルミナ、シリカと安定な化合物を作り、固定されてしまうとも・・って、ことでうちの方では米からはセシウムは検出されない・・・と、思うんだけど。多分、福島県、中通りも大丈夫じゃないかと思うんだけど・・・
この超楽観的予想・・・当たって欲しい。いや、当たるはず!信じる者は救われる?

阿字ヶ浦海岸 2011年寂しい夏8.14
8月12日午前7時に阿字ヶ浦海岸に行きました。
茨城県ひたちなか市、ひたち海浜公園の南東側にある海水浴場として有名な海岸です。
ここも津波で・・・と思いきや、ほとんど津波は来なかったそうです。水位が上昇した程度だそうです。
海岸で見回してみても津波の爪あとは確認できません。ただし、道路はやられています。これは地震の揺れによるものです。
この海岸、かつては関東最大級の海水浴場だったそうです。
しかし、北側にひたちなか港ができ、沖に防波堤を造ったら、海流の流れが変わり、海岸が侵食され、砂が持っていかれ、50m以上の幅で海岸が無くなってしまったそうです。
その砂は逆に北の方で堆積し、河口を埋めて問題になりました。
そのため、海水浴客はピーク時の10分の1まで減少してしまいました。
でも、皮肉なもので、その防波堤のおかげで津波は向きを変え、襲われずに済みました。
その代わり、ここの北にあるひたちなか港は高さ6mほどの津波に襲われ、ながされた車が赤く錆びたまま、山と積まれた状態のままになっています。
ところが、津波の代わりに「風評被害」というものに襲われています。
津波に対する恐怖感もあるのでしょう。もともと少なくなった海水浴客が来ないのです。
昨年の2割程度とか・・。とても、シーズン真っ只中の海水浴場という感じがしません。
サーファーが少しいるだけです。海の家もあまり有りません。昔は海岸一面、海の家が立ち並んでいたのですが・・。

8月の暑い夏 8.9
8月、一時気温が低めだったけど、暑さがぶり返してきました。身体も頭も暑い!それなのに頭をますますヒートアップさせる事件もいっぱい。
以下、ニュース解説。
京都市で16日に行われる「五山送り火」の一つ「大文字」の護摩木として、東日本大震災の津波で流された岩手県陸前高田市の景勝地「高田松原」の松を使うことを大文字保存会が計画したところ「子供に後遺症が出たらどうなるのか」「琵琶湖の水が飲めなくなる」といった放射能汚染を不安視する声が京都市などに寄せられ、保存会は8月に入って中止を決めた。
・・・災害現場から離れた地域での認識はこんなもんか。福島と岩手の距離感覚も分からないようです。
原発事故と津波被害を混同しているのも凄い。
イチャモンをつける人間も別の意味でたいしたクレーマーだが、それをあっさり受け入れちゃう主催者も呆れたもんだわ。
本件、クレーマーの大勝利。「無理を通せば、道理曲がる。」

2011年8月4日放送された東海テレビの情報番組「ぴーかんテレビ」で、視聴者プレゼント「岩手県産ひとめぼれ 10kg」の当選者発表で当選者の名前が「怪しいお米セシウムさん」「汚染されたお米セシウムさん」といった東北の農家が放射能の風評被害に苦しむ中、それを揶揄するというとんでもなく不謹慎な内容が出てしまった。局のHPにも「番組途中、不適切な記述が誤って送出されました。・・・大変常識を欠いた不謹慎な・・深くお詫び申し上げます」という謝罪文が掲載された。
「誤って」とは書いてあるが、具体的な経緯については書かれていない。
・・・これまた「すご!」の一言。悪ふざけを仲間内でやっているのはともかく、間違いだろうが、電波に乗せちゃうとねえ。
おかげでCM打ち切り多発とか?しゃあないね。これも↑の事件とルーツは同じでしょう。
「呆れる。」を凌駕するインパクト!「危機意識は現場との距離の2乗に反比例する。」まさにこの公式どおり!
東京もそれほど変わらんかな?永田町なんかのドタバタ見てるとそう思うんだなあ。菅さんなんか、総理大臣の地位を忘れ、個人見解を言いたい放題だし。

養育できない子供を預ける熊本市の「こうのとりのゆりかごポスト」(通称・赤ちゃんポスト)に、おいを預け、その前後においが受け取ることになっていた保険金など約6千万円を着服し「着服した金はギャンブルに使った」という埼玉県の40代の男を書類送検した。
捜査関係者によると、男は実妹である男児の母親が死亡したことから、男児の未成年後見人になった。
だが、本来は男児が受け取るはずだった母親の死亡保険金などを無断で引き出し、平成19年に男児を赤ちゃんポストに預けて行方不明となっていた。
・・・多分、金が底をついたので出頭したらしい。この先、ムショでただ飯、当面食えるもんねえ。
考えたもんだ。「情けない!」この言葉、何度出たことか!人間、ここまで地に落ちるもんかねえ。
サイテーをはるかに下回る。こいつは人間を廃業した方がよいのでしょう。


WBC 7.25
WBC・・・これ、ボクシングのことじゃないです。
よく新聞などで報道される内部被ばく測定装置、ホールボディカウンターのことです。その英語の略称がWBC。
これで測定すれば体内に含まれる放射性物質や取り込んだ放射性物質の量が分かります。

福島第一原発事故対応の作業員や発電所周辺から避難した住民の内部被ばく測定に使用していますが、日本には15台ほどしかないので対象者全員を測定するのは大変らしいです。
そのWBCで管理人も測ってもらいました。管理人、福島第一原発事故対応とはまったく関係はありません。
単なる仕事上のためです。その結果ですが、当然、管理人の体内にも放射性物質が入っていました。有意な値を示したものはK40とBi214でした。いずれも自然界に存在する放射性核種です。
K(カリウム)は肥料でもおなじみ、果物などにも多く含まれ、身体構成元素の1つ、体内にも必ず存在します。
K40はその放射性同位元素で4500Bq検出されました。Bi(ビスマス)214はU238が崩壊したRn222(ラドン・トロン)がさらに崩壊してできる放射性核種で355Bqでした。
ラジウム温泉はこれが元手です。石造りの家で暮らすと多く被ばくしますが、我が家は木造なので少ないようです。
この他、多くの放射性核種が有りますが、他は検出下限値未満。あの話題のCs137らしいピークもありますが、エネルギースペクトルを見るとほとんどノイズに埋もれています。
少しは「ある」ようで、「ない。」とは言い切れないという程度の量です。
検出下限は130Bqとか。Cs137の生物学的半減期が80〜100日なので、3月20日位に測ったら検出されたかもしれませんが、現在は約半分になっているはずです。
北関東の地場物野菜を大量?に食べた結果がこれです。自分の身体でその安全性を証明したようなもんです。
この結果から、「北関東の地場野菜は大丈夫!」ってことが自信を持って言えます。
安心して多いに食べましょう。それとともに、(残念ながら)あの牛肉を食べていない(高くて食べられない!)質素な食生活であることを証明したことにもなりますけど。

可能性はゼロではない7.23
この言葉は、政府の東電福島原発事故対策本部で、原子炉建屋への海水注入時の再臨界の可能性について聞かれた、原子力安全委員会のマダラメセンセイが言った言葉。
「ほとんどその可能性はないけど、完全にゼロではない」という意味。
工学的には真実の言葉です。
しかし、それにビビッた誰かさんが、東電に注水ストップを命じ、対策本部に派遣されていた東電の人が本社に伝え、東電本社が福島原発に指示を出すが、所長はそれを無視していたというあの茶番劇に登場して話題になりました。
その言葉にピッタリなのが、これ。「買った以上、間違いなく、確かに1等に当たる可能性は絶対に「ゼロ」ではありません」・・・・でも、やっぱり、ほとんどゼロに近いんでしょうなあ・・・いや、是非、何とかして再臨界が起きて欲しいものです。
神棚に供えてあります。「ひとつ、お願いします。!」


焼肉 7.20
最近、牛肉を食べていない。ってことはないが、食べるのは安い輸入バラ肉、国産牛のしゃぶしゃぶ用とか、すきやき用とか、ましてやステーキなど食べていない。
「霜降りの牛肉」?・・拝んだことさえ、最近はない。そんなんで、セシウム牛肉なんて縁がない!・・と、言っているけど、単なる「負け惜しみ」。
でも、おかげでセシウム牛肉騒動に巻き込まれず、不快な思いはしていない。多分、巻き込まれた人の中には、けっこうナーバスになっている人もいるでしょうね。
でも、あのレベルじゃ、たいしたことはない。セシウム137の含有量、最大のものが4000Bq/sと言っていた。仮に250gのステーキを食べたら1000Bqを体内に取り込むとこになる。
この場合、セシウムは70〜100日で半分は体外に排出されるとして、被曝量は0.03mSvほど、胸部レントゲン1回(0.05mSD)にもならない。
多分、この程度では何の影響もないのでしょう。しかし、この程度の被曝量が多いのか少ないのか、人によって取り方は違うでしょうね。第一、レントゲン撮影のように了解した被曝じゃないし・・・
「屁」とも思わない人もいるだろうし、「気持ち悪い」と思う人もいるでしょうね。まあ、健康面では「ただちに影響はない。」ってことには間違いないでしょうけど、精神健康上は影響はあるでしょうね。
だけど、管理人にはやっぱり某国産の食品の方が不気味で恐ろしい。しかし、あの問題の牛に食べさせた稲藁、福島県白河市のものとか。
わがHPでもあの辺の城、巡って掲載していますが、あの阿武隈川沿いの田んぼのかあ・・・、冬場など藁をロール状にした「コロコロ」という塊が田んぼにたくさん転がっていた。
多分、あれを食べさせたのだろうか。原発からかなり距離があるのに汚染されていた・・・これは意外。マスコミは無責任に農水省などを批判しているけど、それは結果論。
あの地区の稲藁が汚染されているのは、誰も予想できなかったのだろう。あのスピーディコードでも予想できたかどうか。
推定であるが、原子炉建屋の水素爆発で飛散したセシウムを含む雲の塊が漂い、あの付近で雨か雪とともに大地に降下したか、朝方、風がなくなり霜とともに大地に降下してホットスポットができたものだろうか。
しかし、このセシウム牛肉騒ぎ、どう発展していくのか?そして、中通りどころか、福島のコメなど全体の風評被害がどう展開していくか、農家はどう救済されるのか、茨城、宮城にも飛び火するのか?
心配は尽きません。

ストレス 7.10
ストレスと言えば、連想するのが、菅さんが急に言い始めた原発の「ストレステスト」。
何で英語なのか分からんが、「耐久評価試験」という意味らしい。色々な事故想定で性能を机上評価するものらしい。
で、ダメならどうするつもりか分からないけど?。こういう評価の結果は、想定次第でどうにも変わる。
あらゆる想定で・・なんて馬鹿なこと言っていた人間がいたが、まさか、小惑星衝突も想定するのかな?
6500万年前に実際起きていることだし・・。こんなの想定して合格するものあるはずないけど。やっぱり、これは「想定外」だよねえ。
この「ストレステス」トって、欧州の原子力連合(ユーロアトム)が言い始めたことらしい。
多分、大衆受けしそうなことなので、大衆運動出身の菅さんが独断で飛びついたんでしょう。
玄海原発なんか、もうすぐ運転ということで経済産業大臣が根回ししてたが、そんなもんあっさりひっくり返す。たいしたものだ。ついでに九電がチョンボしてぐちゃぐちゃ状態だけど。
菅さんのやり方、独裁国家の元首やワンマン企業の社長なら通じる話だが、普通?の国や企業じゃ、まずあり得ない。
多分、振り回される永田町や霞ヶ関の方々もストレス溜まっているのだろうなあ。
と言っても、震災で被災した人のストレスに比べたら、あそこのストレス「屁」でもないでしょうけど。

被災証明書 6.27
被災証明書なるものをもらった。東北地方等の高速道路の指定ICから乗った場合、または降りた場合に高速料金が無料になるという話題のアレである。
当初、これは避難したような被災者や住宅などに大きな損害を受けた被災者や救援物資などを運搬する業者や車両などが対象と思っていた。
それなら自分は無縁だなと思っていた。ところが蓋を開けてみると話はだいぶ違う。
始め、発行は厳格な基準で行われていたようだが、被災証明書の発行基準はないそうであり、いくつかの市町村がこれを拡大解釈したのか、震災で断水、停電を経験した人全てが発行対象とした。
それが一気に拡大、震災で断水、停電になった市町村の住民にもれなく発行ということになった。
考えてみれば、これはおかしい。
避難している被災者や住宅などに大きな損害を受けた被災者や救援物資などを運搬する業者や車両などが無料通行することは理解できるが、短期間、断水、停電を経験した程度で大きな損害を受けなかった人が無料通行する理由はどこにもない。
本当は、これは高速1000円廃止の代替措置のようなものだろう。
つまり無料通行パスだ。いい加減なものである。予想どおりついにはオークションにまで登場した。
しかし、本物は免許証も提示して始めて無料になるはず。したがい、オークションに出たものの、発行願いの名義人以外は使えないはず・・1枚5000円からの入札だそうな・・名義人名が空白で市町村長印のみ押されていれば、公印が偽造(スキャンして・・)されたニセ物、あるいは役所からの公印だけを押した横流し品、これは、詐欺じゃねえのかな。
ともかく、周囲の多くがもらったというので我が家も・・・。うちのは本物じゃい。
しかし、どこか納得はできないようなところがある。そこで、ここは、これを使って東北に出かけ、金を落して来いという意味だと都合の良いように解釈することにした。
さて、どこに行こうかな?高速代を食事代や土産代にして現地で金を使えば立派な支援にもなる。
ってことで納得。

かんりくいき2 6.21
6月5日の記事で「福島の浜通り、中通りの放射線量率は、「炉規法」でいう管理区域設定基準を超え、この地域では全て「炉規法」違反状態、というか既に「炉規法」は機能停止ってことです」と書いた。
この点はかねてから、個人的にすごく疑問に思っていた事でした。
・・・で、同じようなことを感じたのか、国会でも同じ主旨の質問があったそうである。
その質問書と回答書があったので見てみた。
質問は「管理区域の線量限度と学校での暫定管理値3.8μSv/hの関係は?」であった。
その回答が「強力な放射線源がなく、「管理区域」のような潜在的危険性が存在しない学校については、「管理区域」の考えとは異なる。」となっていた。
言い換えれば「これは!という明確な放射線源がないので、管理区域の設定は不要。」ということである。
飛んできたCs137は明確な放射線源であり、潜在的危険という人も当然いるだろう。
でも「そのとおり」と認めた瞬間、メチャクチャなことになる。ここは灰色も白と言い切るしか乗り越えられない。
法治国家ならそう解釈するのが当然である。

さらに管理区域設定は不用という根拠がある。
「管理区域設定条件の放射線量が3ヶ月で1.3mSv以上となる恐れのある場所とは、1年なら約5mSv、これは放射線業務従事者の年間被曝上限の年50mSvの1/10であり、放射線業務従事者に被曝量についての注意を促す基準である」と書かれていた。
これは、「「管理区域」は放射線業務従事者に取って必要なもの。
したがって、一般人には「管理区域」自体が無関係。よって学校などに「管理区域」の設定は不要。」と取れる。
これが法解釈なのである。やっぱり、我が国のお役人は優秀だ。
理路整然とした素晴らしい理屈であり、一理ある。納得しそうになってしまう。屁理屈にも感じないこともないが・・・。

久々のお江戸 6.18

16日、出張で久々にお江戸に行きました。震災後始めてです。お江戸は震災前とどこも変わりませんでした。
少しは暗いのかな、と思いましたが、街は明るく、ビルの中もどこも明るい。以前とどこも変わった感じはなかったです。
ほとんど震災の影は感じません。
一方、こっちはまだあちこちの家の屋根にブルーシートが、ブロック塀は倒壊したまま、橋は不通状態、道路はまだボコボコ。
勤務先もまだ復旧中とか復旧待ちの部分が沢山(業者の手配がなかなかできないのだ。)
それに振り回され、おまけにもう節電だ・・って暗い状態。その傍ら、被災地に大勢の部下を支援に派遣、その手配も・・てな世界の住人。
派遣した部下が撮ってきた原発10km圏内の写真を見たけど、現実とは思えないような息を飲む光景が広がっていた。
誰もいない、車1台走っていない道路と無人の街や集落、まるでJCO事故の翌日の東海村みたいだ。
マリーセレステ号事件の世界。
人恋しさに寄って来る元飼い犬、そしてあちこちに野良牛!ガレキの山、廃墟、その中で遺体を捜索している警察官。・・その他、むごたらしい光景が。
そんな世界にいる自分にとっては、お江戸は凄い違和感があった。それも以前、感じたことがないような違和感・・・疎外感かな。
あの町にとっては震災は他の世界のことなのではと・・だから、被災地なんかほおっておいて、醜い政争が繰り広げられ、風評被害、買いだめ買占めが平然と行われるのだろうか?
TVでは、線量計を買ったオバンがあちこちの放射線量を測りまくっていた。公表値より高いところがあるとか、騒いでいた。
水たまりや雨どいの排水口付近を測れば高いのはあたりまえじゃないか・・
そんなことやっているんだから、震災は他人ごとの世界だ。

そして、街を歩いていても、電車に乗っていてもどこか不安感が強いのである。
圧迫感のようなものを感じる。
ここに地震が来たら・・・・。やはり、震度6強の体験は強烈だった。津波の目撃も。
平気ようなことを言って普通の生活をしているようだが、俺もまだちょっとだけ被災地の人間のようだ。
ハートまで被災してしまったのか。それとも意外と繊細なのかな。
そうだ、被災証明もらいに行かんと。

あれから3ヶ月 6.11
あれから3ヶ月です。もう3ヶ月なのか、まだ、3ヶ月なのか、感覚は曖昧ですが、管理人には凄く長い時間に感じられました。
こちら北関東、東北の太平洋岸ほどではないですが、プチ被災地です。
まだ、我が家の近所の国道、県道の橋は半分は不通状態、修復作業中です。
道路も今だ片側相互通行の場所があります。塀は崩れたままの家がほとんど。
屋根にはブルーシート。さすが全壊した家は撤去されましたが、あちこちに傷が残っています。
でも、食料、ガソリンの供給は元に戻ったのは幸いです。あのGSに並ぶ車列、狂気の光景が幻のようです。
でも、被災地の状況、それほど改善が進んでいませんね。そんなことほおっておいて、どっかじゃ醜い政争を繰り広げているし・・
最近、TVであのニュースを流すと嫌悪感を感じてチャンネルを変えます。
見たくないのです。むかつくっていうやつです。菅さん替えたって、たいして変わらんだろうが。
他にやることたくさんあるんじゃねえか!
どこもそうでしょうが、家も仕事も震災に翻弄され、最近やっと元に戻ってきた感じです。
しかし、まだ、自宅に住め、自宅から職場に通勤できるのはラッキーな方でしょうね。
管理人の職場からは、会社の方針として、福島の被災地や関係機関に応援者を派遣しています。
費用会社持ちのボランティアです。まあ、これも社会貢献の1つ。
派遣者はかなりの数になります。だいたい、3泊4日が1つの派遣パターンになっています。
足りない場合は、「明日、日帰りで」なんて話が急に舞い込みます。
その派遣要員の調整も仕事なのですが、要請も多いですが、応募者が結構います。
「明日来て、」なんてリクエストがあるとそれは大変です。
自分のところでの仕事もあり、応募してきても、即、「お願い」と言えないこともしばしば。
派遣といっても自治体、消防や現地の国機関への支援です。飯館村、川俣町、田村市に行ったとか言ってました。
さすが、原発の事故現場には行きません。だいたい、原子力発電を知っている人間いませんし。
中にはリピーターまで。「何で俺に声をかけないんだ」とのクレームまで。
どうも、「自分も何か貢献しなくては」という意気が根底にあるみたいです。
本当は管理人も行きたいのですが・・でも、口だけで、仕事はせず、現地の年寄りと仲良くなって家に上がりこんでお茶、ご馳走になって、駄弁って。
畑、手伝って、おみやげに野菜を・・そんなパターンかいなあ。多分・・。
役に立たないだろうなあ。

かんりくいき 6.5
管理区域って、色々な意味があるけど、今、一番ホットなのは「放射線管理区域」でしょう。
この用語は「炉規法」正確には「核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律」などの法律に規定されています。
原子炉施設や再処理工場の放射線や放射能レベルが一定値以上の場所を区画したエリアです。
当然ながら、そこでは厳しい管理が要求されます。
飲食、喫煙はできません。決められた教育を受けた者でないとその中では仕事はできません。
このエリアから出る時は厳格な汚染検査が義務付けられ、服装や線量計着用などの装備も細かく規定されています。
そこから放射性物質がほんの僅かでも、一般区域に漏れたり、電気ショートで電気機器が燃えたり、紙程度のものが燃えるボヤが起きたら、これはとんでもない事故として扱われます。
中では人が階段から落ちて怪我をしただけでも新聞の記事になります。今はどうなのか知りません。
少なくとも3月10日まではこうでした。その「放射線管理区域」ですが、「放射線レベルが一定値以上の場所」と書きました。
具体的には放射線量が3ヶ月で1.3mSv以上となる恐れのある場所だそうです。
これはその場にずうっといるという前提で1時間に直すと0.6μSv(普通は1日7時間、管理区域に入って仕事をするという前提で2.6μSv/hが基準値です。)です。
そんで、今日の新聞の各地の線量率を見てみました。あれえ、福島市や郡山市も超えているじゃん。
飯館村なんて5倍、浪江町なんて25倍じゃない!みんな管理区域設定せにゃならん。
表面の放射性物質の密度が4Bq/cuという基準もあったけど、確か土壌中のCs(セシウム)137、sあたり1000Bq以上の土地もざら。
当然、4Bq/cuは越えるはず。やっぱり管理区域だ。もっとも、これは屋外のことであり、屋内はもっと低い。
でも、管理区域にはなっておらず、食事も生活も普段どおり、この地区に管理区域を持つ施設があったらどうするんでしょう?
多分、管理区域に入る前に汚染検査しないとダメでしょうね。
管理区域の中の方が多分放射線量は低いんじゃないでしょうか?
つまりこの地域では全て「炉規法」違反状態、というか既に「炉規法」は機能停止ってことです。
とは言っても、昔、世界中で大気圏内核実験を派手にやっていたころ、日本国内の放射線量率はかなり高かったらしい。
今でもその時に撒き散らされたプルトニウムが土壌から検出されることがある。
核実験が行われた場所付近では今でももっと高いことは言うまでもない。
放射性廃棄物というものがあります。
原子炉施設や再処理工場から出る放射性物質が付いた廃棄物ですが、放射性物質の含有量の下限がありません。
でも、それじゃ、廃棄物の量、際限なく増えてしまいます。
それに長崎市の土壌や昔の核実験で汚染された土壌はどうするかという矛盾が生じてしまいます。
それで足きりをIAEAなども考えていました。それをクリアランスって言います。ちなみにCs137は800Bq/sです。
この程度であれば、一般廃棄物として扱っても被曝量も無視できるレベルということです。
しかし・・飯館村の土壌は・・・はるかにオーバー・・そんじゃ、放射性廃棄物だよね。
結局、福島県の浜通りや中通りのかなりの地域が炉規法の無法地帯。さて、この先、どんな法律ができるのかな。
当然、炉規法も変えないと矛盾が出るわねえ。それに一番恐ろしいのが風評被害。福島は全国有数のフルーツ王国。
さらにその風評被害が放射線量がそれほど高い訳ではない会津や茨城、栃木、山形に拡散して・・。
もうすぐ、桃のシーズンが・・・。


6月4日のたわごと 6.4
このブログの記事には、社会的な事件なども色々書いてきました。時にはそれで攻撃されたりも・・
まあ、そんなことは良いのですが、昨今の政治のドタバタも当然、格好のネタ・・ではあるのですが・・・どうも、あのドタバタについては書く気になれません。
なぜかというと、余りに低レベルの騒動なもんで。
震災や原発事故の被災者や被災地をほおっておいて、あの醜態はみっともないですねえ。
子供に「あれは、何やっているんだ?」聞かれたら、どうにも恥ずかしくて答えられないですね。
というか、何やっているか、こっちもさっぱり分からんのだけど。

痔民党も野に下って、少しはまともに変身するかと思ったが、全然ダメみたいでした。
菅さん以上に期待外れ。鳩ぽっぽがあちこち、飛び交い、何やら訳のわからん人が訳の分からん行動をして・・。
あの人は総理大臣になりたかったのかなあ?地元、震災で被害を受けたはずだが、何してたんだか知らんけど・・・。
政治家は失望の極みですが、こんなこと自由に書ける日本って、この点では良い国ですね。
どっかの国じゃ絶対できない。言論弾圧、ブログ強制閉鎖でしょう。
さて、先週は雨で久々の晴天の休日、雨で伸びた畑の草刈りと、台風で飛ばされたり、ちぎれたりした野菜の復旧で、とうもろこしの植えなおし。
それからサツマイモの追加植え込み、オクラの植え込み・・。
ジャガイモの花が咲いていました。根元をほじくってみると、イモができていました。まだ、まだ。あと1ヶ月で収穫です。
永田町で蠢く人たちより、やっていることは、太陽の下、汗びっしょりで

コメント 5.30
ブログをやっていると色々なコメントが来ます。
でも、秘密扱いで来る管理者以外は見られないのにヤバイものが多いです。中には特定の思想に基づくものもあります。
そういうのは管理者権限で削除しますが、こういうのが殺到するのが「炎上」というのでしょうか?
それにより閉鎖に追い込まれたブログもかなりあるようです。これは一種の「言論封殺」でしょう。
嫌気がさしてブログを止めてしまう人もいるようです。

以前、我が家の宗派名「浄土真宗」を出したら、某政党系の宗教団体にしつこく攻撃されたことありました。
いわく、彼らによると、あの宗派は「邪教」なんだそうです。確かに「浄土真宗」は戦国時代は過激派集団ではありましたが・・。
現在はとても管理人にはそうは思えませんが。
攻撃してくる宗教団体の方が余程「邪教」に見え、この件でその団体が運営する政党を見る目も大きく変わりました。
こんなに「独善的」とは思いませんでした。
見方・立場により認識が違うものですねえ。

他に某国系と思われる者からも、小生の歴史認識について攻撃されたことも。「あんたの歴史認識は間違っている。俺の認識が正しい」と。
でもねえ、歴史認識なんて見方によりいくらでも変わるもの。それが、自分と認識が違うと言って攻撃してくるのも異常。まあ、言論の自由とか、思想信条の自由とかに慣れていなければ仕方ないですね。

以上の例は極端な部類ですが、それよりはまだ、おとなしいのですが、変わったものが多く時には笑います。
こんなものも・・クレーマーと言えばその類、余計なお世話と言えば余計なお世話。
無視していますが、お役所にもこういうイチャモンに近いもの、多いらしいですねえ。
昨日の記事に来たもの。「福島原発事故」との表現に対して・・
「表現は適切に為さるが肝要かと存じます。福島県では原子力発電所なぞ保有しておりません。
正しくは東京電力株式会社福島第一原子力発電所と申し上げます。
かの日本放送協会様のみ正式名称で報道なされております故、たまには日本放送協会様のニュースを視聴なされては如何かと存じあげます。」
・・はあ?福島県が原発を保有していないことくらい知ってますよ。今では「福島原発事故」で十分、分かると思いますが?何を言いたいんだ?

「日立市の旧本山トンネルが心霊スポット」と書いた件に対して
「地元に住んで居る者です。心霊スポットと書かれておりますが、地元民は誰一人として見た事も感じる事もありません。
かつて鉱山病院の廃墟があった頃、テレビ取材等あったらしく夜中に見に来る連中が頻繁に現れ、甚だ迷惑でした。
このようにブログに載せられると大変迷惑です。静かな山村を守りたいので、ご協力をお願いします。」
・・これはまともな方の部類です。削除要求でしょうか?無視しましたが。

あと、気に食わないから、この記事、削除しろとかと言った訳の分からんものも・・理由ぐらい書け!だいたい無視していますが。
あの表現はおかしいとか、不適切とかも・・確かに政治家とか役人を愚弄した表現多数です。
でもさあ、俺のブログ、社会記事を書く時はわざと「毒」を盛り込んでいるんですよ。
「毒」抜きしたら、全然、味気ないものになるんですよ。「毒」はスパイスなんです。分かんねえかなあ?

迷走 5.29
東日本大震災後の特に福島原発事故を巡る政府筋のドタバタ迷走は面白いやら、呆れるやら、情けないやら・・・。
被災地の現地で活躍する自衛隊、警察、消防、自治体の人や福島原発の事故現場で頑張る東電の人やその下請けの人などに比べると、いったい何をやってんだか?
でも、この構図、太平洋戦争の時のトップと末端の関係と似ている。末端は世界一優秀だなんだけどね。それをトップが無駄に・・。

トップの方のドタバタ、喜劇とすれば吉本より面白いんだけど、笑って済まないのが辛い。
海水の注水があったかなかったか、誰が命令したか、中断したか、止めないか、右往左往していてちっとも分らなかったけど、真実は所長さんは無視して続けていた・・何だか、痛快。
でも、トラブル時は現場の判断が最優先ということは常識、現場から離れた東電本店や官邸じゃ判断できないのは当たり前。
それがどうも理解されていないみたい。現場から遠く、現場の状況も知らないでの判断で悲劇を招いた例はいくらでもがあるのに・・
あの太平洋戦争の無駄死という結果なんかその代表でしょう。
この件、そんなに海水注入は総理の指示と、総理の手柄にしたかったのかなあ。結局、自爆して恥さらしたけど。
本当はさあ、指示出したんだけど、東電の官邸に派遣した社員が官邸に気を利かせて、総理の了解が出ていないということで、中断ってことにしたんじゃねえかな?
しかし、また、それをしつこく追求する痔民党の総裁さんも情けない。
その一方でどっかの党のお偉いさん2人なんか、そんなの事故なんて知らん顔、2人誕生会なんて震災や原発事故なんて他人事って感じで、めでたくやってたなあ。
嫌悪感を覚えたわ。他にやることないのかなあ。ダメだわこりゃ。
本件でちょっと考えたのは「再臨界の危険性がある」と「再臨界の可能性はゼロではない」という言葉の違い。
そう、官邸筋があのドタバタをマダラメ先生のせいにしようとして自爆した第1幕での話。
この2つの表現、一見、どこが違うか?と思うが、やっぱり違う。前者なら確率は結構高いように思える。数%くらいかな?
後者は・・先生は、「ほとんどゼロということ」と言っていた。確かに工学系の学者なら、0.01%でもその確率があれば、こういうだろう。
つまり、宝くじを買えば、1等の当たる可能性は確かに「ゼロではない」!!・・・でもやっぱり、ほとんどゼロだよなあ。
現に今まで30年間買って一度も1等なんて当たったことないしさあ。
この例えで意味を理解した。国語って難しいねえ。
責任転嫁されそうになったマダラメ先生、「私はなんだったんでしょうねえ?」・・確かに、その言葉、よく分かります。
本当に、先生は何だったんでしょうねえ?
海水の注水継続、結果として妥当で、所長さんの判断を支持する声が支配的だけど、マスコミはこの件で政府や東電をしつこく叩くねえ。
でも、トラブルの真っ最中は皆、パニックになっていて間違った情報、判断なんて乱発するのが当たり前。冷静に判断できる人間がいる訳がない。
いたとしても、あの時、冷静な判断ができるだけの正確な情報はどれほどあったのか?
その時の指示や判断を後から落ち着いた目で見れば、おかしいこと、間違いはたくさん見える。
それを一々、揚げ足取ることはないんじゃねえ?
そういうのは「失敗学」のセンセイの委員会やIAEAの調査団で総括してもらい、反映すればいいと思うけど。

最近の事件 5.20
世の中、目が点になる事件等が多い。呆れるのも、笑ってしまうのも。最近もそんなのがたくさん・・・。

東電福島第1原発の事故を巡り、不十分な情報公開などで不安が増大し、精神的苦痛を受けたとして、東京都内の男性(46)が東京電力に10万円の慰謝料を求めて東京簡裁に提訴。
5月19日開かれた第1回口頭弁論で、東電側は争う姿勢を示した。
男性は訴状で、東電の情報公開について「正確な情報を得られず、恐怖感や不安が高まった」と主張。
「事故が起こらないよう十分な対策を講じるべきで、対策が不可能であれば原発建設を断念すべきだった」としている。


・・しかし、メチャクチャな・・どういう神経なのかな?いよいよ日本もアメリカ並みの何でも訴訟の世界か?
ほんじゃ、こいつが10万円要求なら、現地にもっと近い俺は30万円要求・・・
こいつは病的なクレーマーの類だろう。子供が学校に行っていたら超一流のモンスターペアレントだろう。
こんな訴訟したら自分の馬鹿、世の中に公表するのに等しいのに分からんのかねえ。東電さん、こんなバカも相手にしなきゃならんの?大変だね。ガンバ!

東京電力福島第1原発事故に関連する漁業者の損害賠償請求が始まった。
茨城県の沿海地区漁業協同組合連合会が18日、3月末までの損害として4億万円強を東電に請求。
今回の事故で、漁業団体による請求は初めて。被災地の漁業復興のためにも、収入が途絶えた漁業者に対する早期の補償が重要とみられている。
同漁連の副会長らが18日、都内の東電本店を訪れて請求。今回の請求は、漁業者460人の3月末までの休漁による損害が対象


・・本当かな?3月は地震や津波で自宅や船、漁港も魚市場も被害を受けたので、漁にはほとんど出られなかったんじゃ?
4億円って船と家、漁港の修理費じゃ?地震に賠償請求できんしね・・。請求できるなら修理が終わって出港できるようになった4月以降じゃないかなあ。
あの時は風評被害で大変な目にあったのは分かるけど。・・なんてことが茨城県内でささやかれている。
まあ、JCO事故の時も経営の失敗を上乗せした似たようなぼったくり請求して、ひんしゅくを買った企業あったなあ。もちろん、裁判で負けたけど。

東京都立川市の警備会社で5月12日、現金約6億円が奪われた事件で、侵入口とみられる窓の鍵が壊れていることを知っていたのは一部の従業員に限られることが捜査本部の調べで分かった。
本社は鍵の故障を把握しておらず、捜査本部は犯人が限られた内部情報を知っていたとみている。


・・やっぱ、内部犯行だよねえ。この会社、以前から未解決の強奪事件、多いらしいけど、全部、同じ人間の犯行じゃ?そう思うよなあ。
しかし、奪った金の6分の1でいいから欲しいねえ。これからはこの会社の警備はアルソックに頼めばいんじゃねえか?あそこ優秀だしさあ。でも、これって本末転倒だよなあ。

東日本大震災直後、都内で空き巣が減少する一方、ひったくり事件が急増。
計画停電や節電の影響で、街灯が消えて暗がりが増えていることを悪用したとみられる。
被災者支援の募金箱を盗むなど震災に乗じた悪質な犯罪は後を絶たず。一方、同じ窃盗でも空き巣などの侵入盗は減少傾向。
外出自粛ムードなどで留守宅が減った上、地震や東京電力福島第1原発事故で外国人窃盗グループなどが相次いで帰国している影響もあるとみられる。


・・・・やっぱり泥棒・強盗は暗いところでやるもの。お天道様が見ているところじゃやらないもの。
しかし、募金箱盗むなんて情けない。「悪銭を貯めた悪党から掠めるのが、正統な泥棒だ」と池波正太郎の「鬼平犯科帳」に書いてあった。
貧乏人から盗むのや、傷害を負わすのは邪道な泥棒で、泥棒の風上にも置けないのだそうだ。
この理論、妙に説得力があって納得してしまった。泥棒もプライドを持て!盗むなら暴力団組事務所や詐欺グループの事務所を狙え!
被害届も出せないはず。警察も捜査しないので掴まるリスクも低い。でも、ヤーさんにつかまったら、コンクリート詰めにされて海に捨てられる・・。
これしきの震災で逃げ帰るなんて、根性のない外国人(大陸の国)窃盗団だね。窃盗の方がはるかにリスクが高いのにね。

以上、管理人の極めて勝手な評論を交えてのニュース解説でした。TVでこんな解説?・・・・・するわけない!

想定外 4.13
最近の流行語である。意味は「考えている範囲に無いこと」。
少し前、ホリエモンがこの類似語というか反対語の「想定内」を良く使っていた。しかし逮捕は、完全に「想定外」だったみたいだが・・。
それは置いておいて現在、この語を連発したのは東電さんや保安院。
まあ、あれだけの事態に発展してしまった今となっては、「想定外」という以外、言葉は見つけられないだろうなあ。言いようがない。
しかし、結構、便利な言葉である。考えたくなかったら対象から外せばいいのである。それが破たんした時に発するのが「想定外」。確かに人ごとのように聞こえる。

もっとも、全てのことを考えていたら(想定していたら)全然、モノにはならない。
墜落しても壊れない飛行機を造ろうとしたら、飛べない飛行機となり、絶対沈まない船を造ろうとしたら、海に浮かべられない船となるのは目に見えている。どこかで妥協する必要がある。
あの東電福島第一での、想定外の対象は津波の規模。たしかに素人目にも5mというのは低い感じがする。せめて安全裕度込みで10mくらいなら納得できそうな・・。実際は1mでも高く想定したら、防波堤は1m高くする必要がある。
するとコストは・・・って計算が当然、東電にはあったかもしれない。
でも、実際、襲来した津波の高さは14mだったので、全てが「想定外」になってしまうが・・・。

そういう「想定外」のことが起こると必ず、「ほれみたことか」という話が出てくる。
今回も「09年6月、原発の耐震指針の改定を受け電力会社が実施した耐震性再評価の中間報告書について検討する審議会で、O氏が869年に発生したマグニチュード8以上とみられる「貞観地震」を取り上げ、東電が考慮していない理由を問いただした。
翌月の会合でも、東電にスマトラ沖地震のような「連動型地震」を想定するよう求めた。
東電側は「まだ十分な情報がない」「引き続き検討は進めてまいりたい」と答えるにとどまった。
古文書によると、貞観地震は宮城県沖で発生、津波で約1000人が水死したとされる。
宮城、福島両県で、海岸付近の土砂が津波で運ばれた「津波堆積(たいせき)物」の分布を調べたところ、当時の海岸線から数キロ内陸まで浸水したことが判明。
福島県内でも、同原発の約7キロ北の現・浪江町請戸地区で現在の海岸線から約1.5キロの浸水の痕跡があった。
同規模の津波は450〜800年程度の間隔で、過去に繰り返し起きた可能性も浮かんだ。
これらの成果は学会や論文で報告されている。」これに対して東電のM副社長は「連動した地震による津波は想定していなかった」
「(貞観地震を参考にした)地震や津波の予想について共通見解を出すには至っていない状況にあった。学会として定まったものがなかった」と釈明した。

東電のこれまでの対応に対し、O氏は「原発であればどんなリスクも当然考慮すべきだ。あれだけ指摘したにもかかわらず、東電からは新たな調査結果は出てこなかった。『想定外』とするのは言い訳に過ぎない。
もっと真剣に検討してほしかった」と話す。(毎日新聞より)

記事がどこまで真実かは分からないが、結果としてO氏の見解が正しかった訳だ。
しかし、審議会には他の学者センセイも多数参加している。それらのセンセイがO氏の主張を採用しなかったのには、それなり理由があるのだろう。
O氏の見解に対する証拠・理論が当時、揃っていなく学会の通説として認められていかなったのだろう。
保安院、東電が圧力をかけたというが、実際、そんなことできるとも思えない。
週刊誌によれば、東電がセンセイ方に多額の研究資金援助をしていたので発言できなかったとか、役人も金を握らせていたとか。でも週刊誌の報道じゃ、全然信用できんし。
結局、O氏を除く多くの先生方も、東電も、保安院も皆、チョンボをしたことになる。
つまりは、億年単位の地殻の変動を、わずかの100年程度の学術知見しかない人間様が全て見抜くことなど、まだできないということを示したようなものである。人間の思い上がりに対するしっぺ返しだったのかもしれない。
でも「原発であればどんなリスクも当然考慮すべきだ。」・・これはどうか?「どんなリスク」は際限がない。
超巨大地震だってあるかもしれないし、小惑星が地球に衝突することも?そこまで考えるのか?
ところで、宝くじ、1等前後賞3億円の当選、想定すべきか?想定外か?ううん・・・難しい。

震災から1カ月 4.10
人生ではいくつかとんでもない場面に遭遇することがあるが、3月11日の東日本大震災と原発事故は間違いなくその1つ。
多分、日本の歴史に残るのは間違いない事象・事件であり、今、生きている関東から東北の太平洋岸の住民にとっては人生最大の記憶となるだろう。
あれから1カ月になるが、いまだにあの震災に現実感がない。多分、どこかに認めたくない潜在意識があるのだろう。
でも、毎日来る震度3程度の余震、壊れた家、弊、橋。陥没した道路、液状化した地面など爪跡はくっきり残る。
そして、その時の残像がくっきり頭の中に焼きついている。
我が居住地もミニ被災地。多分、揺れだけなら東北の被災地とそれほど変わらなかっただろう。
違いは津波が海岸部程度に限定されたため、被害があまり知られていないだけだろう。
あの強烈な残像もそのうち薄れて行くかもしれない。その残像を忘れないうちにここに書き出しておこう。

・揺れている時、建物の4階にいた。もの凄く丈夫な建物であり、ここにいたら安全とは思ったが、でも、上の階は揺れが凄い。
窓から外を見たら、松林から大量の鳥が飛び立ち、空を無秩序に狂ったように乱舞。一部は空中衝突して落下。鳥もパニックになっていた。

・川を遡って来る高さ4、5mほどの水の壁、津波。あの程度の規模でも生で見たら、ティラノザウルスが襲って来るような圧倒的な恐怖。
TVの映像じゃ絶対分からない。
そこから一目散に逃げる俺の足の信じられないくらい速さ。安全圏まで逃げたら膝がガクガク、震えていた。
(この程度の津波じゃ、東北太平洋沿岸を襲った津波に比べたら小さいものだろうけど。)

・直線で平坦だった道路が長さ200mにわたり、最大3m陥没。周囲はまるで隕石穴。道路が1mの段差に。
液状化現象で噴き出た砂と水の穴、中から何か出てきそうな・・・SFの世界。

・深夜、家に帰りついて、見上げた空。周囲はまっくらで、空は澄み切り、満天の星。
あんな星空はここに住んで始めて見た。以前、高い山に登って見た空と同じ。空にはこんなに星があったのか!
しばらくの間、地震を忘れて天を見ていた。あの妖しいほどの美しさ。
あれは、天に昇る犠牲者だったのか。

・電気がないとファンヒータ、こたつなどが使えず寒い。夜は身体が冷えるのと余震で睡眠不足。
昔、使っていた石油ストーブ、倉庫から出して整備して使用できるまでにした。
しかし、余震が怖くて使えず。ひたすら厚着で防寒。

・断水のため翌日、給水所に・・朝早く1時間並んで、ポリタンク10リットル分をゲット。ポリタンクもキャンプ用品。給水所の列は長い。
皆、バケツ、ポットやペットボトルを持って並んでいる。不思議と皆さん、明るい。いかに凄かった、怖かったかを話題に、笑い声も。
「東北に比べたら私たちどうってことないね。」・・逞しい。不思議な一体感。どっかの国なら割り込みが起きて乱闘になるのだろう。
列を乱す奴はいない。そんなことできる雰囲気がない。そんなことしたら完全に浮くだろう。別の意味で怖くてできない。
不思議なほどの整然さと落ち着き。見上げた空、抜けるように澄んでいた。

・末娘がかあちゃんの実家分として、ペットボトル2本持って並んだ。水をゲットできたのが2時間後。水はただじゃない。
5日後、断水解除で蛇口から、水が出た時は思わず両手ですくった。そして、「やっぱりお風呂は良いねえ。」

・3日間の電気のない世界。いつも明るい市街地方向も漆黒の闇。見えるのは車のライトの光だけ。
家の中はローソクの明かりだけ。倉庫から見つけ出したキャンプ用品のコールマンのガソリンランタンの威力は凄い。
でも余震が怖くて梁に吊るせないので広く照らせない。復電した時の明かりがまぶしい。やはり明かりは安心感を与える。

・熊避けのための、トランジスタラジオ、手回し発電の懐中電灯が大活躍。倉庫で眠っているキャンプ用品、再チェックだ。

・しばらくの間、電話も携帯も一切不通。不便なもんですね。音信不通は時として便利・・しかし、会社からはちゃんとかかってくる。
くそ!災害緊急電話使いやがったぜ。

・断水のうえ、電気もないが、給水があり、米があり、ガスが使えので炊飯はできた。
おにぎりや多少のおかずは食べれた。おかずは畑の野菜と冷蔵庫の中から・・冬場なので、食べ物が痛まず良かったのかも。
米があるのは心強い。倉庫には芋類も。やはり人間の基本は「食」。「食」が危機に陥ったら、買いだめ、買占めに走るのも分かるような気がする。

・靴下や服、何日も着ているとさすが臭いねえ。風呂も3日目くらいからは気にならなくなる。
会社に行ったけど、どこもオヤジ臭いこと!ファブリーズが置いてあったのには笑った。

・お風呂の水を抜かなくて良かった。おかげで野菜も洗えたし、トイレも使えた。

・震災から2日後、娘が買い出しに。ガソリン節約と混雑回避のため、バイクで。
しかし、ほとんどの棚は買いだめされたのか、すでに空っぽ。
買えたのは、肉2パック、納豆3個入り1パック、ヨーグルト程度。魚やパン、菓子、カップヌードル、電池、ローソク、ティッシュなどは皆無。
「買えたのはこれだけ。」娘の差し出したエコバックの中を見て、悲しいやら、悔しいやら、怒りやら・・何とも言えない複雑な気持ち。

・10日振りに食べたパン、不思議と美味かった。

・震災とは余り関係のない地で吹き荒れた買占め、買いだめの嵐。でも、うちのような田舎でも発生。少ないものがさらに少なく。
でもさあ、何でドックフードまで無くなるのよ?さすが農家はどこも慌てず。
「米、野菜、芋もあるし、井戸もあるし、湧水もあるし・・ウ○コ?畑に埋めりゃいいじゃない。」

・ガソリン狂騒曲は今だに信じられない光景。長さ1qを越える車列、給油まで4時間!狂った世界。
3月末になったらいつもどうりに。あれは何だったのか?

・割れた皿や壊れた家具などの整理、えらい量になった。しかし、逆に不用在庫一掃、新旧入れ替えにもなった。ついでに不用物品も廃棄。
なにせ貯める一方の根からの貧乏人。こういう機会じゃないと捨てられない。しかし、いかに使いもしないガラクタが多いのか。よく貯めこんだものだ。

・食器棚、耐震固定したまでは良かったが、観音開きのため、中味が飛び出て大損害。取っ手がロックできれば良いけど。扉は引き戸式が良いですわ。

しつこい! 4.9
相変わらず、トラバされてきます。2、3回の投稿で1回は必ず。
駆除(削除)も一々面倒。手間賃払え!
沢尻エリカ お○ぱい見せすぎ!!
沢尻エリカが、渡米先のニューヨークで、その時のドレスが、胸元開きすぎ。
というかお○ぱい見えすぎ。
そんなもの見たくもねえわ。アクセスした履歴からアドレスを収集し、そのデータを転売したいんだろうね。
押尾君は最近は来ないねえ。どうなった?
そういえば、スパムメール激減したけど、もしかしてメインサーバー、宮城、岩手あたりにあって地震・津波で壊れたのかな?
それなら結構なことだけど。
それともはやりの「自粛」?
いや、あいつらにそんな概念ある訳ねえか。

地震対応 3.28
東日本大震災に伴う東電福島の原発事故が、宮城、岩手の太平洋沿岸の津波被害以上に大問題として扱われている。
あの原発、本来の目的は首都圏の電力需要を満たすためのもの。
地元、福島は東北電力が給電しており、福島の原発で発電した電気は供給されていないとか。
本来は首都圏に立地させるべきものなのだが、様々な理由で遠く離れた福島に立地している。
それが、地震による津波で壊滅的被害を被むってしまった。

地震の揺れに対しては強かったようだが、津波の想定規模を(結果として)軽く見たのが、原因のように思われる。
故意に津波の規模を小さく想定した訳でもないのであろうが、これは結果論(それをやいのやいの言う連中が多いこと)。
今更、やり直す訳には行かない。

この事故により周囲の市町村は壊滅的な損害を受けている。
あの温暖できれいな風景の地が無人の地になっているのだ。

住民は、したくもないのに避難をさせられている。
南相馬市なんて津波の被害も加わり、食糧、ガソリン、日用品が届かず餓死寸前とか。
かつては交付金で潤ったのも事実であるが、それで元が取れる規模の被害・迷惑ではない。
さらには風評被害で交付金の恩恵にも浴さなかった福島、茨城、栃木、群馬の農家もえらいことになっている。
現地がこんな状況なのに、この原発の電力供給先である首都圏では、そんなこと他人ごとという人間がいかに多いことか。
計画停電でブーブー文句を言い。放射能汚染騒ぎとなると食料品、日用品、水、ガソリンの買占め、買いだめが横行。
(でも、赤ちゃんがいる人の水に対する反応は理解できる。)
おかげで、現地に物が行かず餓死寸前。

さらに笑ってしまうのが、インターネットで流れる反原発の意見。
ごもっとな内容もあるけど、どうせ、冷暖房完備の部屋で、買いだめした豊富な食糧を食べながら、電気で動くパソコンに反対意見を打ち込んで、ネットで流しているのだろう。
それらの多くに電気が係る。
原発で発電した電気が大体3割くらいになるらしいが、極端なことを言えば、原発で発電した電気で機器を動かし、反原発の意見を流しているとも言える。
これは、もの凄いパラドックス。
その一方で避難先で途方に暮れている避難民がいる。
野菜を見て涙する農家がいる。
果たして、そんな連中の反原発などと意見を言える資格があるのかな?
そんな意見言える資格があるのは、江戸時代、明治時代レベルの仙人のようなエコ生活を送っている人だけだろう。
それは言い過ぎとしても少なくともエアコンを持っていない人の発言だったら、重実はある。
俺には発言無資格者ののたまう意見、中味が空白で全く説得力を感じない。
一人よがりのエゴにしか聞こえない。


震災義援金詐欺メール 3.26
震災での義援金詐欺が横行しているが、うちにもその手のspamメールが来た。
アホ臭い内容であるが、ひっかかる人、いるんだろうなあ。
非常に不愉快であるが、ただ、削除するのも面白くない。
ついでにここで晒し者にしてやる。

『立ち上がろう!仙台!! 義援金キャンペーン』
配信不要の方は下記の解除フォームよりお願い致します。http://・・・・・・
あなたの小さな一歩が誰かの大きな支えになる。。。⇒ http://xvoj6er.info/m/l.・・・・・
東日本大震災。首都圏を巻き込んだ大型の自然災害により、壊滅的な街、いまだに電気が通わない街、電気使用に制限がある街。世界一安全と言われた日本の原発を含め、大混乱・大惨事…である。
やらない善より、やる偽善。このところよく耳にする言葉だが、実際に動いて頂けると本音はどうあれ、感謝の気持ちでイッパイになる。人間の優しさ、素晴らしさに触れられるのである。そこで今回は。。。
【東北地方太平洋沖地震】
で被害に遭われている方々の為に用意した。。。救済企画 こちらは、被災地の復興の為にモニター贈呈します!⇒ http://xvoj6er.info/m/l.・・・・
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モニター申請はコチラから⇒ http://.・・・・あなたの力が必要な時期です!!
見覚えがない方にはご迷惑をおかけ致しました。
本メルマガはご登録者様に配信しておりますが、第三者により登録された場合も配信されて
しまいますので、覚えがない方はご面倒をおかけしますが以下から解除頂けますよう
宜しくお願い申し上げます。http://.・・・・
尚、解除のタイミングによっては、解除後に何通かメルマガが配信されてしまう場合が
ありますので、解除ができない場合や、解除しても再び配信されてしまった場合は、恐縮ですが、届いたメールをそのままご返信ください。
◆配信者名前:村上翔太 ◆問合せmail:mag@xvoj6er.info

よく、働くこともせず、人の不幸に漬け込んでこんなこととで金を得ようと考えるもんだねえ。
もう1つの目的はメールアドレスのゲットでしょうね。
でも、魂胆ミエミエだよ。村上君!
気持ちは分らんでもないけどさあ。君みたいな日本人いるの情けないねえ。
こんなことやってる暇あったらちゃんと働けよ。
それとも放水車で福島原発に放り込んでもらおうか?

風評被害への挑戦 3.23
我が家近くの産の「ほうれんそう」から放射能が、約10000Bq/sという記事を書いた。
恐れていた風評被害が始まりつつある。

「ほうれんそう」など、産地に関係なく、買い控えなんだとか?
一方、原子力安全委員会の「被曝に特段の注意を払う必要はない。野菜については、心配な人は水洗いや外皮を取ったりすることを勧める。
一部の農畜産物の出荷制限地域(福島、茨城、栃木、群馬4県)に住む人は、屋内退避の必要はないが、家庭菜園の葉野菜の飲食を控えたほうがいい」という注意事項なんだい!
「特段の注意を払う必要はない。」と言いながら、だんだん後退し、最後は「葉野菜の飲食を控えたほうがいい」って何だ!矛盾してないか?
凄く、いい加減で無責任な感じ。

どれほどの影響が出るか認識しているのか?いかにも行政。腹が立つ。
そう言えば、原子力安全委員会の姿、全然、見えない。
でも、そんなことには関係なく、暖かくなったら、家庭菜園の野菜の成長も急加速。
冬野菜は終盤を迎えつつある。できたものは食べる。食べてやらないとかわいそう。
放射能騒動など無視。畑からブロッコリーに、ロマネスコ(カリフラワー)に芽キャベツに聖護院大根、ネギを採って食べる。
もちろん、ほうれんそうやカキナ(アブラ菜)も食卓に。畑にいたら近所のおばさんが「大丈夫?」って聞いてきた。
「洗って、茹でれば全く問題ねえよ。交通事故のが怖いよ。」って答える。
管理人が答えると、けっこう信用してくれる。JCO事故の時もそうだった。
しかし、農家の売るための野菜、捨てられる運命なんだろうねえ。
悲しいだろうね。同じ栽培者として痛いほど分ります。

プロの仕事
今回の地震と原発事故で感心したのは、被災者の態度と自衛隊、消防、警察の人達のプロの仕事。
被災者の態度は海外でも感心されているようですが、諸外国では、普通、暴動、略奪が起こるんでしょうね。
でも、避難者の空き家を狙ったドロが横行し始めたとか、義援金詐欺が横行し始めたとか・・米、カップラーメン、日用品、ガソリン、水の買占め、買いだめ騒動も。そんな心配点も多いけど。

自衛隊、消防、警察の活躍は凄いですね。皆、公務員で給与抑制されているのに・・そんなの関係なし。大活躍じゃないですか。かっこ良いです。
自衛隊のあの組織力と機動力、統制力、見事なものです。敵は「災害」。防衛省の仕事に相応しい相手です。
消防も凄いですねえ。あのハイパーレスキューの中に知り合いもいるしね。
警察からは大勢の殉職者が出ていますが、それを乗り越えての活動、頭が下がります。

トップの方には「放水しねえと、処分するぞ」と脅迫している低レベルの者がいる情けなさですが、末端の実力は凄い。
これって、第二次大戦の日本軍と不思議と重なる。
あと、原発事故対応ですが、東電の現地に残っている協力会社を含めた社員それからプラントメーカーの技術者。
彼らの使命感と活躍、TVじゃ全然、姿が見えないけど痛いほど分ります。
彼らなしでは、自衛隊、消防、警察も活動はできないでしょう。

東電さんもトップと末端の差が、第二次大戦の日本軍と変わらんのかもしれないが、既に1民間会社で対応できるレベルを越えた事故のため、対応しきれなくなっているんじゃないだろうか。
それはともかく、末端の人達は果たしてどんな気持ちで現地に留まっているのか。
そんなこと考えると心が痛みます。いずれにせよ。皆、見事なプロ根性、痺れます。


地震体験記8 3.22
お昼ころ、出勤から帰宅しました。
以前の防災関係の課長だったので、勤務先の防災対策本部の夜の管理をやれってことで・・昨日、午後から徹夜+午前中まで計20時間勤務でした。
でも、夜間は多少の連絡などをするだけで、お留守番状態。仕事をしたとか、災害に貢献したとかの実感はありません。
対策本部と言っても、自社の施設はまずおいておいて、今、やっているのは福島の原発事故支援が主でした。
要員の派遣とか、物資の供給とか、資材の貸与とか、分析の依頼とか・・・社内から集めたり、調整するのですが、結構大変のようです。
かなり大変な注文もありますが、積極的に協力してくれるのは感心します。

避難住民が増えると、その支援協力も増えるみたいです。福島県への派遣の打診をすると、NOというセコイ者もいません。
現地の自衛隊、消防、警察、東電や関連企業の従業員の活躍を見れば、刺激されますよね。
何かの形で協力したいのだと思います。
買占めなんかしている暇ねえ!
災害支援、この程度のことしか貢献できないのが歯がゆいですね。
「ほうれんそう」食べて頑張るってか?ポパイじゃねえよ。

地震体験記7 3.21
我が家近くの産の「ほうれんそう」から放射能が、約10000Bq/sとか?
こりゃ、面倒なこった。核種はT(ヨウ素)131とか。さてどれくらいの影響があるんだ?
と家族から聞かれたのでちょっと計算してみる。

管理人、何とかそのくらいの計算は・・一応、20年以上も前に第一種放射線取扱主任者の資格取ったはず。
全然使っていないペーパー免許だけど。

T131の場合、放射能量のBq値に、それが体内に入った場合の被曝を考慮した実効線量係数の2.2E-5をかけると被曝線量のmSvに換算できる。
1日にどれくらい野菜食べるか分らないけど、ほうれんそうやレタスのような葉物野菜なら多くても100gくらいかな。

大根みたいな根菜中にもT131が入るが、半減期が短いので熟したものではほとんど無害化し、影響はない。
もちろん、葉物野菜は洗うし、茹でたりする。
すると放射性物質の90%は水に移行する。

こうして洗った葉物野菜を1年間毎日、毎日100gづつ食べ続けると・・被曝量は1年間で0.8mSv。
ポパイならこの10倍は被曝するかもしれないが・・・。

葉物野菜以外の放射性能が検出された牛乳などによるものも考慮しても1mSvがいいところ。
まあ、大したものではない。
ちなみに一般人が1年間に受ける放射線量は2.4mSv。
CTスキャン1回が6.9mSv。
レントゲン1回が0.6mSv程度なので、病気になった方が検査などで余程、被曝する。
病院の検査で被曝して死んだって聞いたことないけど。
ほうれんそうのおひたし、鰹ぶしと醤油をかけて食べると美味いねえ。
ほうれんそうの味噌汁も美味い。ソテーも美味い。

地震体験記6 2011.3.21
 ついに恐れていたことが・・・
『茨城産ホウレンソウ販売休止 スーパー各社(毎日新聞 3月20日(日))
 茨城県内のホウレンソウから食品衛生法の暫定基準値を超える放射性物質が検出されたことを受け、大手スーパー各社は同県産ホウレンソウの販売を休止した。
 ダイエーは19日夜、取り扱いのあった関東地区25店舗で店頭から撤去した。
基準を超える放射性物質が検出された地域で収穫されたものか分からないため、すべて撤去したという。
関東地区の数店舗で扱っていた西友も19日夜に撤去。
イトーヨーカ堂などを傘下に持つセブン&アイ・ホールディングスは、同県産でも基準を超えた放射性物質の検出された地域以外のホウレンソウについては販売を続ける方針だが、県が出荷を停止しているため、店頭からはなくなっているという。
ある大手スーパーの担当者は「消費者が店頭で茨城県産の農作物に手を伸ばさなくなっている」と、風評被害の拡大を懸念している。』

原発事故に起因する騒動は次の段階に入ったようです。
福島、茨城、栃木、群馬、千葉の農家への影響、測りしれません。
これは、大騒ぎになるでしょう。

放射能量といってもたいした量ではありません。測定精度が高いので極微量でも数字に出てしまうのです。
健康上、ほとんど問題はないでしょう。しかし、そうは行かない。
量の多い、少ないじゃない。数字として出たという事実のみが一人歩きするのだ。
11年前におきたJCO事故は、数字にもでなかったのに凄い風評被害に見舞われた。
農家への補償、どうするのか?
ところで、俺んちの畑の野菜、どうしてくれるんだ。
ホウレンソウもあるぞ。確かに一時的な数値上昇なら食べても健康上、問題ないけど。

地震体験記5 小社の修復 3.19
あの地震から1週間が過ぎました。
まだ、悪夢の中を漂っているような感じです。

管理人の住むところも被災地ではありますが、幸い、だいたいのライフラインが復活し、多少は落ち着いてきた感じもしないではありません。
しかし、ガソリンスタンドの大行列や店に品が少ない現実はまだ異様な世界です。

ちょっと離れた場所では今だに断水状態で風呂も洗濯もダメ、おまけに下水が壊れ、ウ○コもできず、ゴミとして出せと言われているところもあります。
でも、東北の被災地よりはまだこれでも天国でしょう。
しかし、ロクな被害も受けていない地方で何で買占めが起こるのかいなあ?
これも狂った世界にいる証かもしれません。

今日は久々の休みで、しばらくできなかった犬との徘徊です。いつものコースで神社に行くと、大きな石の鳥居の上部が落下、石灯籠も崩壊。
石物は片っ端から崩壊しています。
大きなものはとても1人じゃ修復できません。重機がないと無理です。

本殿は木造なので大きな被害はなかったですが、本殿裏の小さな石のやしろ、数社が揺れで吹き飛ばされて地面に転がっていました。
地震から1週間も経ちますが、皆、自分の家のことで精一杯、神社の社を修復する余裕もなかったようです。
でも、管理人、このまま立ち去るのも何だし・・ってことで、犬をその辺の木につなぎ、修復です。
本当はモルタルで接着すべきなのでしょうが、そんな準備はない。
とりあえず、数社を元の姿に復元しただけ。
大きな余震が来たらまた転がるかもしれんけど。
1人でやるので、けっこう、重かったですわ。腰は大丈夫です。


地震体験記4 ガソリンパニック 3.17
今だに悪い夢を見ているようですね。
あの津波の惨状と原発事故、放映される映像、あれは現実の世界なんだろうか。

管理人の住む茨城北部地方も被災地区ですが、ほとんど放映されていません。
しかし、東北ほどではないですが、津波の爪痕、凄いです。
職場の隣の海側の事業所も津波で壊滅状態。
それを知ったのはかなり後になってからでした。

だんだんインフラ問題が解決してきましたが、まだ、断水状態の場所多いです。
下水も壊れており、トイレが全く使えない場所もあるそうです。
復旧は4月になる場所も。

買占めによる品不足も深刻。
今日、娘が買い物に行きましたが、肉少々と納豆1パック、ヨーグルト程度しか買えず、パン、魚、お菓子は全くなし。
都会地での買占めもあるようですが、こちらの田舎でも。
都会での買占めによる流通量が少ないのと交通網がまだ完全ではないこと、トラックの燃料不足があるみたいです。
また、米や野菜がない農家以外では、食べられないことに対する恐怖があるのでしょう。

ガソリンも同じでしょう。
田舎は生活は車が全て、車があってこそ生きていけるのです。ですから、ガソリン=生命線なのです。
これが過剰反応を起こす要因です。
都会の買占めよりははるかに理解できる心理状態です。
という、管理人、やはりガソリンないと仕事に行けないのです。
ガソリンないから、自宅待機とも行かないのが辛い。

自分の管理する施設を安全に保つことと、福島での原発事故支援とかもあるし・・そんで何とか確保しないと。
そして、こんなことが。近くのガソリンスタンドにタンクローリーが入ったという話だけで、販売開始するとのデマが流れ、数台が並ぶと、次々と並びあっという間に1qの列が・・。その中に紛れ込む。
しかし、待てど暮らせど、開店もせず、列は動かず、結局、2時間も並ぶという時間の無駄使い。
これもパニックの1種。冷静さは失われ、確認もせず、開店すると思い込み、こんなバカバカしいことが起ったのです。
こんなことが起こること自体が、まだ、異常な世界にいる証拠なんでしょう。

地震体験記3 3.16
本日、16日9時、やっと水道が復活しました。
5日ぶりです。蛇口から出る水、思わず手にすくいました。
ありがたいことです。
こんな感激は、以前、山で水がなくなり、脱水症になりながら下山して水をゲットして以来かな?

まず、やったこと、洗濯です。
これで今日は風呂に入れます。
電気、水が復帰し、一応の生活はできるようになりましたが、物の入手は困難。
あまり物はありません。
幸い、米と畑の野菜がありますので、水を使う料理もなんとか、最低限の食べる分は何とかなっているのはラッキーかもしれません。

一番困ったのが、ガソリンです。
ついに車の燃料警告灯が点灯。
その状態で周囲のガソリンスタンド走りまわりましたが、どこも閉鎖。

結局、少ないガソリンを無駄使いしただけでした。
このため、今日は会社は行かなきゃならんのですが、行けません。
どうにもならんです。

歩いても、チャリでも片道19qじゃねえ・・そんで、自宅で篭城です。
まだ、散らかっている室内の整理です。
割れた食器類はダンボール3箱になりました。
廃棄物処理場まで持って行きたいのですが、ガソリンなし。どうにも、こうにも・・。
買い物(と言っても、ろくに売っていませんが)は当面、チャリかな?
被災地とは言え、被害は小さい、小さい。
東北の太平洋岸の被災地に比べれば天国です。なんだか悪いような気もします。
こんな状態ですので、歯がゆいですが、何も手助けできません。
「がんばれ」とエールを送るだけです。

地震体験記2 3.15
3月15日まだ断水が続いています。

幸い電気が復旧したので、井戸水が使えるかあちゃんの実家のお風呂が使え、やっと入浴と一部、洗濯ができました。

電気がない時はキャンプ用品のガソリンランタンが大活躍でした。強い明かりは心強いものです。
あと、手回し式発電の懐中電灯も役に立ちました。

飲み水は給水場に行かざるをえません。
でも、ついに車のガソリンが底を尽き、入手も困難。
明日は会社へは行けません。

自転車じゃねえ・・距離がありすぎて。ガソリンの補給、できるんかいなあ。
食料や日用品も全然ありません。

被災もあまりしていない都会地で買占めが起きていることと、道路が不通状態でガソリンもないことが要因のようです。
ガソリン不足は製油所がストップしていることと、輸送できないこと、そして買占めでしょうか。
食事も水を使う料理はできません。
とは言え、米と野菜があるのはまだ心強いことです。
食べれる分には死なないもんね。
でも、東北の太平洋沿岸の津波に襲われた地方の人達に比べると被災者とは言え恵まれた方ですね。
でも、茨城北部、まだ断水、停電している地区、多いのにほとんど触れられていません。
まあ、津波の被害者に比べたらねえ。
それなのに計画停電の対象にするという無神経な計画があるという報道が、さすが取りやめたようだが。
あほ丸出し。

地震体験記 1 3.14
管理人が住む茨城北部太平洋岸、11日大地震に襲われました。

管理人の体験、東北太平洋岸の津波に会われた人の体験に比べたら、しれたものですが、ここに記録しておこうかなと。

震度は6強程度だったとか、震度自体は津波で大きな被害を受けた宮城方面とそれほど差はなかったみたいです。
その時、海の近くの高台にある会社の建物にいました。
あの揺れ、異質でした。
いつかはこんなカストロフィックな地震が来るんじゃないかと思いましたが、あれがそうだったんです。
「ついにその時が来たか」とも思いました。

普通はある程度、強く揺れれば収まるのですが、ますます強くなる異様なものでした。
まるでジェット機がフルパワーで滑走して、離陸寸前のような感じです。壁に背をもたせ、外を見ていましたが、これが現実の世界か信じられない感じでした。
2分以上揺れていたようです。
いた建物はもの凄い丈夫な建物だったので、室内はグチャグチャでしたが、建物自体はなんともありませんでした。
しかし、屋外は地面がうねっている状態。

その後、会社内の安全確認をしましたが、怪我人が軽傷者1名のみ、異常などはありませんでした。
電気はストップしましたが、ディーゼル発電機が稼動して最低限の電気は供給されていました。

その間、おどろくべき光景が。津波です。
会社の横を流れる川に一気に。
最大高さ5mほどでしょうか。数波にわたって押し寄せ。会社のフェンス間際まで。
思わず膝がガクガクする光景です。
幸い浸水はなかったですが。海側の隣の事業所は津波で大きな被害を受けたそうです。

家に電話しようとしても全く不通状態。災害優先電話も役に立たず。
その日は安全確認などで11時過ぎに帰宅しましたが、道路はあちこちで陥没したり、キレツが入ったり、崩れた家やブロック塀の崩れが道を塞ぎ、迂回に迂回を重ねて帰宅は深夜。
といっても帰っても真っ暗闇でもちろん、暖房もなし。
家族が無事だったのは何よりでした。
家の中はある程度は片付けられていましたがかなりやられていました。
とりあえず寝ましたが、余震で寝たような寝られないような・・。

翌日12日、まずやったことは給水場での水ゲットです。
1時間ほどでなんとか10?を。我が家の周囲を見ましたが、それほどの損傷はなし。

しかし、屋内はメチャクチャでした。近所の立派な瓦を載せている家ほど、瓦が落下しているようでした。
古い家では損壊も。墓石はどこも倒れていました。

水田地帯のような低湿地帯を走る道路がキレツや陥没が多く、橋などの部分では段差ができて、満足には走行できませんでした。
あちこちが交通止で迂回を重ね会社にやっと到着。

会社の防災対策本部で社内のあちこちへの指示と課題検討。
問題はディーゼル発電機の燃料確保と水の確保でしたが、ディーゼル発電機の燃料は復電すれば問題ないですが、水の確保の方が大変でした。
水は結局、今もどうにもなっていません。
水がないとトイレが一番不自由します。

そのうち、病院からディーゼル発電機の燃料を分けてくれとか・・。
そして、原発のトラブルでの応援要請が・・・至急、派遣要員と資材を集め、パトカー先導で閉鎖された高速道路を使い現地近くまで派遣。
防災対策本部員は前日からの徹夜状態でしたが、管理人はちゃんと寝てから出てきたのがバレ、おまけに防災担当課の元課長、お前だっただろう、皆、帰って寝る。
夜間の指揮はお前が取れ、あとよろしくってことでそのまま、13日朝まで。


あじあかっぷ 続 1.28
アジアカップの日韓戦(2011.1.26)、猿真似選手が話題の主役になったが、予想どおり不可解な幕引きが行われた。
これこそ、下手な猿芝居、それも余りにミエミエな茶番劇。
猿選手は、自分のツイッターに「観客席にある旭日旗を見た胸は涙が出た」と書かれている記事を載せた後、「弁解か…私は選手である前に大韓民国の国民」と書き、う回的に「猿セレモニー」をした理由を明らかにしたのだ。旭日旗を見て怒りを抑えられなかったと解釈できる。(中央日報)としている。
というこの報道を否定しているものはない。
ってことは本人が書いたってこと。大韓サッカー連盟も困っただろうねえ。
そして、大韓サッカー連盟は日本サッカー協会に対して「スコットランドリーグで受けた差別をゴールパフォーマンスで解消したかった」、「初ゴールが日本戦だっただけで、日本を意識したパフォーマンスではない」と説明し、日本サッカー協会が受け入れた形で事態は収拾に向かったんだと。
・・・嘘付け!誰がそんなこと信じるか!
多分、お互いのサッカー協会がこれ以上事態を拡大させないと決め、こういうことにしたんだと。
・・そうだろうなあ。まさに大人の対応、大陸の国じゃこうは行かない。日本の商店が焼き討ちされる。北の国なら砲撃して来るだろう。
でも、ツイッター書き込み内容とサッカー連盟の見解の矛盾、全然、説明できていない。本人じゃなくて、偽物がなりすまして書き込んだことにしておけばどうかな?そんだったら筋は通る。矛盾はない。
苦し紛れのウヤムヤの政治決着の見本がこれ。外交の世界、こういうの多いねえ。
これが一番、ハッピーなやり方かもしれないけど、子供に説明求められたら、納得を得られる説明できる人いるんかいなあ。
あの船長さん釈放の時もそうだったけど・・・。

あじあかっぷ 1.27
カタールでのサッカーアジアカップ、盛り上がっていますねえ。
そりゃ、日本が決勝進出だから当然と言えば当然、途中で敗退したら醒めた報道になるでしょうね。
しかし、困ったのが試合の時間帯、平日の深夜じゃ、翌日に響く。
韓国戦(2011.1.26)後の1月26日、仕事での打ち合わせ中、意識不明者が何人か発生。
かく言う管理人、お昼休みに文字通りお昼寝をして回避。
あの大会、相変わらず日本チームの選手は紳士というか、大人ですね。たいしたもの。
猿真似など、みっともない真似やそれを正当化する言動をするようなバカ選手は皆無。
日本じゃ、以前、国母クンがそこまでやらないけど、バッシングされたくらいだもんなあ。
だから、そんなことしたら、ぼこぼこにされるし、何より恥ずかしくて、日本には帰れない。
まあ、猿真似選手、さすが母国でも色々、言われているみたいだけど。これが、大陸の国なら多分「英雄」になるんだろうなあ。あの酔っ払い船長みたいに。キムチの国も民意は少しは上がっているのかも。・・と思ったら、そうでもない。中には「旭日旗を掲げた日本人が悪い」・・いつもとあまり変わってないじゃないのも。
試合に負けた原因を審判のせいにするのは相変わらず。
誤審かどうか分からんけど、韓国1点目のPKも誤審と思うが、そっちは知らんぷりってのもねえ。
まあ、もちろん冷静に分析している人もちゃんといますけど。
なにせ、WBCで優勝できなかったのも、ルールが悪いせいにするだから変わってないか?
シーシェパードの連中もいるから、欧米も大して変わりはないかもしれないけど。
でも、これくらいずうずうしくやらないと舐められるのかもね。国により、対応に使い分けが必要なのかも。
さて、決勝の結果はいかに?最近暗い日本に「はやぶさ」「Wカップ」以来の元気を頂戴な。