小屋場城(大町市八坂大平)
宮坂武男「信濃の山城と館」に載っていたので行ってみたのだが・・・管理人にはこれが果たして城なのか今も分からない。
こういう物件、よくある。いわゆる「シロシロ詐欺」を疑う物件である。
山の斜面に帯曲輪のような削平地や土塁、井戸のような穴はあるのだが、統一感はない。

↑東から見た城址、建物が八坂小学校、道路が県道497号線、その上の林の中に城遺構がある。

おまけに西側の山の上の方はただの山になっている。
これでは西側の山の上から襲撃されたらひとたまりもない。
敵の襲撃を想定しないような宿営地ならこれでもいいかもしれないが・・。
一応、仁科氏系の城と考えられ、背後の西側には木舟城があるので、西側の山に敵に迂回されることは想定する必要はないのかもしれないが、木舟城までの距離はけっこうありそれも無理はある。

結局、仁科氏領である八坂地区に敵が侵入した場合に敵から見えるように山の斜面に軍勢を駐屯させ、旗を林立させて威嚇するさことが目的だったように思える。
場所は八坂地区の中心地にある八坂小学校の西の山である。
小学校の西に美麻方面に通じる県道497号線が通るが、そこから西の山に登る道がありそこを行く。
道に沿って平場や土塁のようなものがあるが、統一感はなく、重機で山斜面を崩して平坦化して畑か宅地か何かを造成しようとし、工事を途中で放棄したような印象しかなかった。
はっきり言えば、「場所を間違えた!」って感じだった。
それに藪が酷く、写真もろくに撮らなかった。いや、撮っても何を写したのか?

@土塁・・のようにはなっている。本物らしい。 A@の北端は堀状になっているが・・ B曲輪らしいが、ブルで斜面を平坦化したようにも見える。

後で、調べると場所はズバリ!間違っていなかったのであるが・・。
悔しいので東に見える山にある雷城を血祭りに上げようと向かうが、途中で道崩落のため、通行止め!
踏んだり蹴ったりとはこのことである。

しょうがないので細い曲がりくねった細い山道をそろりそろりと下る。
ここは信州の代表的な山村である。山の急斜面に道がついている。
脱輪したらJAFは来てくれるだろうか?対向車がきたらどうにもならない。
でも、そんな山奥にも人家がある。ほとんどポツンと一軒家状態、半分以上は無人だけど・・。
どうやって生活しているのだろう。